港区に空き家の解体補助金はありません|解体費用と代わりの制度

東京都港区では、空き家の解体費用を対象とした補助制度は確認できませんでした(2026-08-16時点、公式ページで確認)。

ただし「制度がない」ことと「使える支援が何もない」ことは別です。耐震改修・除却、狭あい道路の拡幅、跡地の活用など、別の名称の制度が使えることがあります。下記の担当課にご確認ください。

制度名:(個人所有戸建の除却を対象とする補助制度は確認できず)

港区で気をつけること

  • 港区には空き家を対象にした解体費の助成がなく、使えるのは民間建築物耐震化促進事業の建替え・除却助成だけで、戸建は「個人が所有し、自己居住用の戸建住宅」に限られるため、誰も住んでいない実家をそのまま解体する用途では対象にならない
  • 申請は「申請する予定年度の前年度7月末までに、概算の工事費、予定工期について事前申告」が必要で、解体したい年度に思い立って申し込むことはできない
  • 相続した戸建を解体するだけ、という使い方ができる補助は港区では見つかりませんでした
  • マンションを相続した場合は制度が使える可能性があります
  • 対象は昭和56年5月31日以前に建築確認を受け、耐震診断でIs値が0.6を下回る建物に限られ、戸建の限度額100万円も「耐震改修工事に要する費用相当額の1/3」の枠内の額である
  • 既に工事を契約・実施したものは申請できず、申請が予算額に達した場合は受付を終了する
  • 港区は不燃化特区の指定区ではないため、除却後の更地に対する都税の8割減免も使えない

港区の制度データ

東京都港区に、空き家の解体を対象とした補助金制度は確認できませんでした。

ただし、別の制度が使える可能性があります

「民間建築物耐震化促進事業(建替え・除却助成)」はありますが、個人所有の戸建住宅は「建替え」のみが対象で、除却(解体のみ)は対象外です。非木造分譲マンションであれば除却も対象で限度額7,000万円です。

最終確認日:2026-08-16/港区公式ページ

問い合わせ先と出典

補助制度は年度ごとに変わります。金額・要件・受付期間は、必ず上記の公式ページと担当課で最新の内容をご確認ください。

解体を決める前に読んでおくこと

補助金が使えるか分かったら、次はこれです

港区で解体すると、いくらかかるのか

補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。

木造・延床30坪・東京都の水準(重機が入れる前提)

117万円 〜 176万円

坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 東京都の地域係数1.30(全国では高いほう)

構造坪単価(円)30坪の目安
木造39,000〜58,500117万円〜176万円
軽量鉄骨49,400〜71,500148万円〜215万円
重量鉄骨55,900〜91,000168万円〜273万円
鉄筋コンクリート70,200〜110,500211万円〜332万円

港区だけの坪単価は公表されていないので、東京都の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。

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港区で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく

港区の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は117万円〜176万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。

申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。

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港区に解体費の補助はありません。下げられるのは工事費のほうだけです。

補助が出ない以上、負担を減らす手は見積りの側にしか残っていません。同じ家でも、重機が入れるか、処分場まで何キロか、廃材をどこまで分けるかで金額は変わります。1社の見積りだけでは、その額が高いのか安いのか判断できません。

見積りを取っても契約する義務はありません。ただし更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年の固定資産税は上がります。壊さずに売る道が残っているなら、先にそちらを確かめてください。

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港区で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません

環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、港区の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。港区で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。

①作業するのは加盟店です。紹介された業者が港区の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③港区で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。

遺品整理110番で、見積りを依頼する

片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。

東京都の解体補助金を上限額の高い順に見る

同じ東京都内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。

全国の一覧表で他の都道府県も見る

この自治体の条件を読んだあとに、確かめること