東京都の空き家解体補助金|62市区町村のうち50市区町村を1件ずつ公式サイトで確認しています
J-LIS 2018年10月1日現在
開いて確認した市区町村
いちばん高い(品川区)
(東京都の水準)
東京都のうち、当サイトが公式サイトを開いて確認した50市区町村を並べています。制度がある自治体だけを並べたページではありません。「制度がないことを確認した」自治体も、そのまま載せています。
先に言っておきたいこと
- 上限額は制度上の最大値です。実際に受け取れる額ではありません。多くの自治体が「標準的な除却費」に上限を重ねているため、見積額がそのまま出るわけではありません。
- ほぼすべての自治体で、解体工事の契約前に申請が必要です。契約してから申請しても通りません。順番を間違えると、金額に関係なくゼロになります。
- 東京都の収録50市区町村のうち、9市区町村は「解体補助の制度がない」ことを公式サイトで確認しました。無いことも書きます。
- この県で表記上の上限がいちばん大きいのは品川区の床面積×31,000円/㎡(1,550万円を限度・千円未満切捨て)です。ただし上限が大きい制度ほど、要件も厳しい傾向があります。金額だけで選ばないでください。
- 5市区町村は「要確認」のままです。公式サイトから制度の有無を読み取れませんでした。推測で埋めていません。
最終確認日は各行に書いてあります。制度は年度で変わります。申請前に必ず自治体の公式サイトを開いてください。
東京都で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけ見ても、手出しがいくら残るかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・東京都の水準(重機が入れる前提)
117万円 〜 176万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 東京都の地域係数1.30(全国では高いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000〜45,000 | 117〜176万円 |
| 軽量鉄骨 | 38,000〜55,000 | 148〜215万円 |
| 重量鉄骨 | 43,000〜70,000 | 168〜273万円 |
| 鉄筋コンクリート | 54,000〜85,000 | 211〜332万円 |
地域係数は当サイトが全国を3段階に整理したものです。いちばん高いのは東京都の1.30、いちばん低いのは北海道・東北・山陰などの0.88です。公的な区分ではありません。
坪単価の出典:解体無料見積ガイド(一般社団法人あんしん解体業者認定協会)/クラッソーネ/HOME4Uオーナーズ の公表値を突き合わせた幅。最終確認日 2026年8月14日。
解体費の坪単価には国の公的統計が存在しません。いずれも民間事業者・業界団体の実績集計値なので、単一の数字ではなく幅で示しています。残置物の処分、浄化槽、アスベストは別途です。
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補助金の前に、東京都の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。上の117〜176万円は東京都の水準の目安です。同じ家でも、重機が入るか、処分場まで何キロか、廃材をどこまで分けるかで金額は動きます。
①申し込むと業者から電話が来ます。②見積りを取っても契約する義務はありません。③補助を使うなら、契約は交付決定を待ってください。ほとんどの制度が、決定より前に契約した工事を対象外にしています。
東京都の収録50市区町村
| 市区町村 | 制度区分 | 上限額(表記) | 最終確認日 |
|---|---|---|---|
| あきる野市 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-23 |
| 三鷹市 | 要確認 | 記載なし | 2026-08-22 |
| 世田谷区 | 地区限定 | 公式ページで確認できず(要問合せ) | 2026-08-14 |
| 中央区 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-16 |
| 中野区 | 耐震名目で除却費が出る | A地域400万円/B地域250万円/C地域150万円 | 2026-08-16 |
| 八王子市 | 空き家名目の制度あり | 100万円 | 2026-08-16 |
| 北区 | 空き家名目の制度あり | 80万円 | 2026-08-16 |
| 千代田区 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-16 |
| 台東区 | 耐震名目で除却費が出る | 50万円 | 2026-08-16 |
| 品川区 | 地区限定 | 床面積×31,000円/㎡(1,550万円を限度・千円未満切捨て) | 2026-08-16 |
| 国分寺市 | 要確認 | 記載なし | 2026-08-22 |
| 国立市 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-23 |
| 墨田区 | 空き家名目の制度あり | 最大200万円 | 2026-08-16 |
| 多摩市 | 耐震名目で除却費が出る | 記載なし | 2026-08-22 |
| 大田区 | 耐震名目で除却費が出る | 75万円 | 2026-08-14 |
| 小平市 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-17 |
| 小金井市 | 耐震名目で除却費が出る | 30万円 | 2026-08-22 |
| 府中市 | 耐震名目で除却費が出る | 50万円 | 2026-08-17 |
| 文京区 | 一部の空き家だけ対象 | 上限200万円 | 2026-08-16 |
| 新宿区 | 地区限定 | 上限50万円(除却工事) | 2026-08-16 |
| 日野市 | 耐震名目で除却費が出る | 80万円(市内業者施工の場合100万円) | 2026-08-22 |
| 昭島市 | 耐震名目で除却費が出る | 50万円 | 2026-08-19 |
| 杉並区 | 空き家名目の制度あり | 150万円 | 2026-08-14 |
| 東久留米市 | 地区限定 | 記載なし | 2026-08-23 |
| 東大和市 | 耐震名目で除却費が出る | 30万円 | 2026-08-22 |
| 東村山市 | 耐震名目で除却費が出る | 30万円 | 2026-08-22 |
| 板橋区 | 空き家名目の制度あり | 200万円 | 2026-08-14 |
| 檜原村 | 空き家名目の制度あり | 100万円 | 2026-08-19 |
| 武蔵村山市 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-23 |
| 武蔵野市 | 要確認 | 記載なし | 2026-08-22 |
| 江戸川区 | 耐震名目で除却費が出る | 上限50万円(千円未満切捨て) | 2026-08-14 |
| 江東区 | 耐震名目で除却費が出る | 助成対象経費の2分の1以内・50万円を限度(不燃化特区の北砂三〜五丁目地区は上限230万円) | 2026-08-16 |
| 清瀬市 | 耐震名目で除却費が出る | 100万円(耐震診断で上部構造評点1.0未満と判定された住宅の除却が前提) | 2026-08-23 |
| 渋谷区 | 耐震名目で除却費が出る | 不燃化特区:木造2,400,000円・非木造3,200,000円(単価 木造12,000円/㎡・非木造16,000円/㎡)/木造住宅除却費用助成:100万円 | 2026-08-16 |
| 港区 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-16 |
| 狛江市 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-22 |
| 町田市 | 耐震名目で除却費が出る | 50万円(旧耐震住宅の場合。81-00住宅は25万円) | 2026-08-17 |
| 目黒区 | 地区限定 | 不明 | 2026-08-16 |
| 福生市 | 空き家名目の制度あり | 30万円(戸建て1戸あたり。長屋・共同住宅は1棟100万円) | 2026-08-23 |
| 稲城市 | 要確認 | 記載なし | 2026-08-22 |
| 立川市 | 耐震名目で除却費が出る | 50万円 | 2026-08-22 |
| 練馬区 | 地区限定 | 100万円 | 2026-08-14 |
| 羽村市 | 制度なしと確認 | — | 2026-08-19 |
| 荒川区 | 空き家名目の制度あり | 50万円 | 2026-08-16 |
| 葛飾区 | 地区限定 | 最大200万円 | 2026-08-14 |
| 西東京市 | 耐震名目で除却費が出る | 30万円 | 2026-08-17 |
| 調布市 | 耐震名目で除却費が出る | 80万円 | 2026-08-17 |
| 豊島区 | 地区限定 | 単価は木造33,000円/㎡・36,000円/㎡、非木造47,000円/㎡・51,000円/㎡(令和8年6月1日時点の助成額表)。面積上限が確認できず上限額は不明 | 2026-08-16 |
| 足立区 | 地区限定 | 最大280万円 | 2026-08-14 |
| 青梅市 | 要確認 | 要確認 | 2026-08-22 |
東京都のなかでくらべる
母数は「当サイトが調べた50市区町村」です。東京都の全体順位ではありません。
制度区分の読み方
「解体補助金がある/ない」の二択で書いている一覧は、実際には使えません。同じ「制度あり」でも、入口がまったく違うからです。
| 区分 | 意味 | 東京都 |
|---|---|---|
| 空き家名目の制度あり | 空き家であること自体が要件。相続した実家が正面から当てはまる型 | 8市区町村 |
| 耐震名目で除却費が出る | 耐震改修の枠で除却費が出る型。昭和56年5月31日以前の着工が条件になることが多い | 18市区町村 |
| 地区限定 | 不燃化特区など、指定された地区の中だけ。地区の外なら金額に関係なく対象外 | 9市区町村 |
| 一部の空き家だけ対象 | 危険度判定・所得制限・空き家期間などの条件で、一部の空き家だけが対象 | 1市区町村 |
| 制度なしと確認 | 解体費の補助制度がないことを公式サイトで確認した | 9市区町村 |
| 要確認 | 公式サイトから読み取れなかった。担当課に問い合わせが必要 | 5市区町村 |
東京都で数がいちばん多いのは、この2つのどちらかです。「一部の空き家だけ対象」と「耐震名目」。どちらも、手入れされてきた実家ほど落ちます。不良度の評点が足りない、旧耐震ではない、という理由で対象外になるからです。
残り12市区町村の方へ — 自分で調べる手順
当サイトが確認できているのは東京都62市区町村のうち50市区町村だけです。載っていない市区町村に制度がない、という意味ではありません。次の順で調べれば、たいてい30分で分かります。
- 市区町村の公式サイトで検索する
サイト内検索に「空き家 解体 補助」と入れます。出なければ「除却」「老朽危険家屋」「不良住宅」で引き直してください。「解体」ではなく「除却」を使っている自治体がかなりあります。
- 見つからなければ例規集を開く
「◯◯市 例規集」で検索し、「空家等対策」「除却」「住宅」で本文検索します。要綱まで載っている自治体が多く、補助率と上限額はそこに書いてあります。
- 担当課に電話する
課の名前は自治体で違います。建築指導課/住宅政策課/都市計画課/環境課/防災安全課のどれかです。代表番号にかけて「空き家の解体の補助金の担当をお願いします」と言えば回してもらえます。
- 電話で聞くのはこの3つだけ
①今年度の受付はいつからいつまでか ②交付決定の前に契約してはいけないか ③申請してから決定まで何日かかるか。金額より先に、この3つで使えるかどうかが決まります。
- 分かったら、契約はまだしない
見積りを取るのは自由です。ただし交付決定より前に契約・着工すると、ほぼどの制度でも対象外になります。ここで失敗する人がいちばん多いところです。
空き家の解体の補助は、市区町村が窓口になっているのが通常です。都道府県が個人向けに解体費を出す制度までは、当サイトは調べていません。県のサイトを探す前に、お住まいの市区町村を当たってください。
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調べて見つからなかったときに、まだ残っている手。
当サイトが確認した501自治体のうち、81自治体には解体費の補助がありませんでした。制度が無いなら、負担を減らす手は見積りの側にしか残っていません。東京都の水準で木造30坪117〜176万円という幅そのものが、業者によって動きます。1社だけでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。
①申し込むと業者から電話が来ます。②更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年の固定資産税は上がります。壊さずに売る道が残っているなら、先にそちらを確かめてください。
東京都の解体補助金について、よくある質問
- 東京都に、県全体で使える解体補助金はありますか?
- 空き家の解体(除却)の補助は、市区町村が実施主体になっているのが通常です。当サイトは都道府県が個人向けに実施する制度までは調べていません。お住まいの市区町村の窓口を当たってください。
- 「制度なしと確認」と書いてありますが、本当に何もないのですか?
- その日にその自治体の公式サイトを開いて、空き家の解体・除却を対象にした補助制度が見当たらなかった、という意味です。確認日は表に書いてあります。年度で新設されることがあります。また、耐震改修やリフォームなど別の名目の制度までは調べていません。
- 「一部の空き家だけ対象」とは何ですか?
- 空き家であれば誰でも申請できるのではなく、老朽度や危険度の判定、区域の指定、所得制限といった追加の条件がついている型です。その条件は各市区町村の個別ページに書いています。
- 「耐震名目で除却費が出る」とは何ですか?
- 制度の名前に「空き家」が出てこないだけで、旧耐震基準(1981年5月31日以前着工)の建物の除却費が対象になる型です。空き家の解体にも使えることがあります。検索では見つけにくいので、当サイトはこの型も拾って載せています。
- 補助の上限額を満額もらえば、解体費は足りますか?
- 木造30坪なら東京都の水準で117万円前後からです。上限額がそれを下回る制度では、差額は手出しになります。上限額と解体費を並べて、いくら残るかを先に計算してください。
- 補助金が下りるまで、解体を待つべきですか?
- はい。交付決定より前に契約・着工すると対象外になる制度がほとんどです。ただし更地にすると固定資産税の住宅用地特例が外れるため、年内に壊すか年明けに壊すかで税額が変わります。時期は税の側も見て決めてください。
- 私の市区町村が載っていません
- 東京都62市区町村のうち、当サイトが確認できているのは50市区町村です。載っていないことは、制度がないことを意味しません。このページの「自分で調べる手順」に、30分で確かめる方法を書いています。
補助金が使えなかったときに、次に見るもの
制度がない、条件で落ちた、受付が終わっていた。そのときに残る手は、費用そのものを下げるか、税の側で取り返すかです。
- 実家の解体費用はいくらか——構造・坪数別の相場と、見積書で見る場所
- 解体費用シミュレーター——構造・坪数・都道府県・道路条件から、いくらからいくらまでを幅で出します
- 解体すると固定資産税は6倍になるのか——実際は最大4.2倍です
- 空き家の3,000万円特別控除——解体してから売ると使えることがあります
- 古家付き土地で売るか、更地にして売るか——壊さない選択肢
このページのデータについて
すべて自治体の公式サイトを開いて確認しています。比較サイトや業者ページからの孫引きはしていません。確認日は2026-08-14〜2026-08-23の範囲です。
確認できなかったことは、埋めずに空けています。「記載なし」と書いてあるのは、公式サイトにその項目が書かれていなかったという意味です。当サイトには監修者がいません。申請の前に、必ず担当課に電話してください。