相続手続き 記事28本
名義変更と遺産分割の記事です。相続登記は義務化されており、名義が故人のままだと売ることも壊すこともできません。どの書類から集めるか、誰の同意が必要かを整理しています。
このカテゴリの入口
相続登記の義務化|2027年3月31日に、3つの期限が同時に来ます
-
実家が「負動産」だったら相続放棄すべきか|判断基準と、2023年に変わったこと
相続放棄は令和6年に308,753件、2年で18.5%増えました。2023年の民法改正で、放棄後の保存義務は「現に占有している人」だけに限定されています。国庫帰属制度は申請5,698件に対し帰属2,885件、取下げが1,…
全13章・20分解体補助金DBへのリンクあり
-
実家が兄弟の共有になっている|同意が要ることと、要らないこと
全13章・21分解体補助金DBへのリンクあり
-
実家の相続で兄弟と揉めたとき|10年で消える権利と、決裂したあとに起きること
相続開始から10年で、特別受益と寄与分は主張できなくなります(民法904条の3)。止められるのは家庭裁判所への遺産分割の請求だけです。調停が決裂しても自動的に審判へ移ります。条文と裁判所の公式情報で確かめました。
全17章・34分解体補助金DBへのリンクあり
-
相続土地国庫帰属制度|最低21万4千円かかります。建物が建っていたら申請できません
相続土地国庫帰属制度は最低21万4千円かかります。審査手数料は1筆14,000円で、却下でも不承認でも取下げでも返りません。建物が建っている土地は申請自体ができず、負担金が面積計算になる条件も限られます。法務省の統計と条…
全13章・17分解体補助金DBへのリンクあり
-
相続した実家が未登記だった|期限は1か月です。相続登記の3年ではありません
表題登記がない建物を相続したときの期限は、取得の日から1か月です(不動産登記法47条1項)。相続登記の義務化の3年は「所有権の登記名義人」がいる不動産の規定で、条文の文言上、未登記建物は対象に入りません。相続人申告登記も…
全13章・19分解体補助金DBへのリンクあり
-
実家と一緒に畑や山も相続した|農地は農業委員会へ、山林は市町村長へ。期限が違います
農地の届出先は農業委員会、山林は市町村長です。山林は90日以内と省令に明記がありますが、農地の「10か月」は法律の期限ではなく農林水産省の処理基準による運用の目安です。どちらも怠ると10万円以下の過料。無許可転用は3年以…
全13章・33分
-
実家の墓をどうするか|墓は相続財産ではありません。「離檀料」という言葉は法律に1文字も出てきません
墓・仏壇・家系図は民法897条で相続財産から外され、祭祀を主宰すべき者が承継します。遺産分割の対象ではなく、相続放棄をしても承継しうる。法律にあるのは「改葬」だけで、許可を出すのは今ある墓の市町村長です。寺が証明書を書か…
全12章・16分解体補助金DBへのリンクあり
-
建物滅失登記を自分でやる|期限1か月・登録免許税0円、必要書類と放置したときに起きること
解体後の建物滅失登記は不動産登記法57条で「滅失の日から1か月以内」。怠ると10万円以下の過料の対象です。登録免許税はかからず自分でできます。必要書類、解体業者からもらう取壊し証明書、所有者が亡くなっている場合の扱い、未…
全13章・15分解体補助金DBへのリンクあり
-
遺産分割がまとまらない|10か月・3年・そして2か月。特例が消える期限の一覧
未分割だと小規模宅地等の特例も配偶者の税額軽減も使えません。申告書に「申告期限後3年以内の分割見込書」を添付し、3年で足りなければ3年経過日の翌日から2か月以内に「やむを得ない事由がある旨の承認申請書」。落ちるのはいつも…
全12章・22分
-
遺産分割協議書の書き方|2028年3月31日までに知っておくこと
2028年3月31日を過ぎると、古い相続では特別受益・寄与分を主張できなくなります(民法904条の3)。協議書の書き方、相続登記の必要書類、登録免許税の2つの免税措置まで、法務局の一次情報で整理しました。
全14章・19分
-
相続人が行方不明で遺産分割が進まない|不在者財産管理人と失踪宣告
まず戸籍の附票を取ってください。住民票が動いていれば生きているので、失踪宣告は使えません。不在者財産管理人・失踪宣告の要件と費用、相続登記の3年を単独で外す方法を条文で整理しました。
全13章・17分
-
実家を売って兄弟で分ける(換価分割)|登記の名義を決める前に確認すること
便宜上1人の名義にして売ると、空き家の3,000万円特別控除は何人分使えるのか。この記事はその答えを書きません。国税庁の一次情報で確定できなかったからです。条文で確定していることと、確定できなかったことを分けて書きました…
全12章・24分
-
限定承認は年637件しか使われていません|相続放棄32万件との差を生む3つの壁
限定承認の申述受理は令和7年で637件、相続放棄は323,524件。使われない理由は「相続人全員の同意」「3か月で財産目録」、そして含み益のある実家に発生するみなし譲渡所得税です。条文と司法統計で解説します。
全14章・24分
-
配偶者居住権を設定すると、実家は売れなくなります|評価の出し方と、消すときの贈与税
配偶者居住権は譲渡できず(民法1032条2項)、登記があれば買主にも対抗できます。母が施設に入っても消えず、無償で消すと所有者に贈与税がかかります(相基通9-13の2)。評価の仕組みと二次相続の扱いを条文で解説します。
全14章・20分
-
祖父名義のままの実家|相続登記の期限は2027年3月31日。何代分の登記と費用がかかるか
施行日前に開始した相続にも相続登記の義務が及びます(改正法附則5条6項)。期限は令和9年3月31日。相続人申告登記、租税特別措置法84条の2の3の免税、遺産分割の10年ルール、戸籍の広域交付の限界までまとめました。
全14章・23分
-
実家を長男に相続させる遺言があっても、遺留分でお金を払うことになります|2019年に「物」から「金銭」に変わりました
遺留分は令和元年7月1日から金銭の請求になりました(民法1046条1項)。払う現金がなければ実家を売ることになり、現金の代わりに土地を渡すと渡した側に譲渡所得課税、受け取った側は小規模宅地等の特例を使えません。
全14章・20分
-
相続した実家に住宅ローンが残っていたら|団信で消えるのは借金だけ。抵当権の登記は自分で消します
団体信用生命保険で消えるのは債務であって抵当権の登記ではありません。抹消は共同申請で登録免許税は不動産1個1,000円。団信で消えるローンは相続税の債務控除にできず、根抵当権は6か月で元本が確定します。
全14章・19分
-
法務局の遺言書保管制度|3,900円で買えるのは「形式」だけです。中身の有効性は誰も見てくれません
自筆証書遺言書保管制度で法務局が確認するのは民法968条の方式に適合するかという外形だけです。法務省自身が「有効性を保証するものではありません」と明記しています。検認が不要になる根拠(保管法11条)、手数料3,900円の…
全14章・16分
-
相続人がいない人の家はどうなるか|特別縁故者は、自分で申し立てて予納金を納めるところから始まります
相続人がいないとき、財産は放っておけば国庫に入ります。特別縁故者への分与は民法958条の2(令和5年4月1日からの新しい条番号)。請求できるのは952条2項の公告期間が満了してから3か月以内だけで、しかも誰かが清算人選任…
全16章・20分
-
実家を相続したあと引っ越したら、2年以内に登記が要ります|住所変更登記の義務化は2026年4月に始まりました
2026年4月1日から、所有者の住所や氏名が変わったら2年以内に登記する義務が始まりました(不動産登記法76条の5、過料5万円以下)。施行前に引っ越していた人も対象で、期限は2028年3月31日。検索用情報を1回申し出れ…
全13章・22分
-
親の口座が凍結されて葬儀代が払えないとき|兄弟の同意なしで下ろせます。ただし1金融機関150万円まで
全13章・17分
-
親が子の名義で貯めたお金は、親の財産です|税務調査の82.3%で何かが出て、その43.3%は預金でした
全11章・16分
-
親が亡くなったら、4か月以内に親の確定申告をします|準確定申告が要る人・要らない人と、実家を貸していた場合
全13章・13分
-
法定相続情報一覧図は、作り方を間違えると使えません|法務局の記載例14種類と、相続税・年金で弾かれる条件
全15章・18分
-
親の口座は、亡くなってからでは探せません|一括で調べる制度は3つ、範囲も費用もバラバラです
全13章・13分
-
家族信託と任意後見、どちらを先に検討するか|分かれ目は「施設の契約を誰がするか」
家族信託と任意後見は二択ではありません。法務省が「併用することもできます」と書いています。分かれ目は、財産の外に手が届くかどうかです。信託の登場人物3人と3つの作り方、任意後見監督人選任874件という数字まで、一次情報で…
全12章・10分
-
実家を継ぐ人には、10か月で現金が要ります|生命保険の非課税枠は500万円×法定相続人。ただし相続放棄をすると、その枠だけ使えません
全10章・8分
どこから読めばいいか決まらないときは、実家じまい完全ガイドに全体の順番をまとめてあります。