埼玉県川越市では、空き家の解体費用を対象とした補助制度は確認できませんでした(2026-08-17時点、公式ページで確認)。
ただし「制度がない」ことと「使える支援が何もない」ことは別です。耐震改修・除却、狭あい道路の拡幅、跡地の活用など、別の名称の制度が使えることがあります。下記の担当課にご確認ください。
川越市で気をつけること
- 市の「空き家の解体」ページと空き家等対策のページには、解体・除却費そのものへの補助金の案内がない
- 市自身が解体のデメリットとして「住宅用地に対する固定資産税などの減税措置が適用されなくなる」こと、再建築不可になる場合があることを明記している
- 川越市には空き家の解体(除却)費用に対する補助金制度は一切ありません
- 「空き家の解体」というページ自体は市サイトに存在しますが、そこに書かれているのは業者紹介サービスの案内であって、費用補助ではありません
- 旧耐震建築物の耐震診断・耐震改修補助制度も対象は診断と改修のみで、除却・建替えは対象外であることを確認済みです
- 解体費は全額自己負担になります
- 使えるのは相続した空き家を譲渡した場合の3,000万円特別控除で、「被相続人居住用家屋等確認書」は市の防犯・交通安全課が交付する
- 令和8年度の住宅改修補助金制度は市内に所有かつ居住する住宅のリフォーム向け(限度額5万円、市内に本社・本店を有する施工業者に限る)で、空き家の解体には使えない
川越市の制度データ
埼玉県川越市に、空き家の解体を対象とした補助金制度は確認できませんでした。
ただし、別の制度が使える可能性があります
川越市は株式会社クラッソーネと連携協定を結んでおり、無料の解体費用シミュレーター、空き家の迷惑度診断、解体業者の紹介が使えます。費用は出ませんが、相場を掴んで相見積もりを取る入口としては有効です。ほかに川越市空き家バンク、令和8年度川越市住宅改修補助金制度(改修工事費用(税抜)の5%・限度額5万円、抽選あり)、旧耐震建築物の耐震診断・耐震改修補助制度(耐震診断は木造住宅等で最大6万円、耐震改修は木造住宅等で最大30万円、令和8年度は4月1日から12月4日まで、建築指導課 049-224-5974)、マイホーム借上げ制度があります。川越は観光地でもあり中古住宅の需要がある地域なので、解体して更地にする前に古家付き土地での売却を検討する価値が高い自治体です。
問い合わせ先と出典
- 担当課:市民部 防犯・交通安全課 空家対策担当
- 電話:049-224-5721
- 公式ページ:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kurashi/jyutaku/1003031/1003041.html
- 当サイトによる最終確認日:2026-08-17
補助制度は年度ごとに変わります。金額・要件・受付期間は、必ず上記の公式ページと担当課で最新の内容をご確認ください。
解体を決める前に読んでおくこと
- ほかの自治体はどうか|全国の解体補助金一覧
- ツール:解体費用シミュレーター(金額を幅で出します)
- 実家の解体費用はいくらか(相場とシミュレーター)
- 売る・貸す・持ち続ける、どれが得か
- 空き家の3,000万円特別控除(解体して売る場合に効きます)
- 実家じまい完全ガイド
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
川越市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・埼玉県の水準(重機が入れる前提)
99万円 〜 149万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 埼玉県の地域係数1.10(全国では高いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 33,000〜49,500 | 99万円〜149万円 |
| 軽量鉄骨 | 41,800〜60,500 | 125万円〜182万円 |
| 重量鉄骨 | 47,300〜77,000 | 142万円〜231万円 |
| 鉄筋コンクリート | 59,400〜93,500 | 178万円〜281万円 |
川越市だけの坪単価は公表されていないので、埼玉県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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川越市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
川越市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は99万円〜149万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
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川越市に解体費の補助はありません。下げられるのは工事費のほうだけです。
補助が出ない以上、負担を減らす手は見積りの側にしか残っていません。同じ家でも、重機が入れるか、処分場まで何キロか、廃材をどこまで分けるかで金額は変わります。1社の見積りだけでは、その額が高いのか安いのか判断できません。
見積りを取っても契約する義務はありません。ただし更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年の固定資産税は上がります。壊さずに売る道が残っているなら、先にそちらを確かめてください。
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川越市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、川越市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。川越市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が川越市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③川越市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
埼玉県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ埼玉県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
- 川口市 100万円
- 桶川市 80万円(建て替えが前提で、解体だけ…
- 深谷市 30万円(住民税非課税世帯は80万円…
- 上尾市 30万〜50万円
- 本庄市 居住誘導区域内は最大50万円、その他…
- 狭山市 50万円(市内業者施工の場合。市外業…
- 越谷市 50万円
- 坂戸市 市内業者は最高40万円、市外業者は最…
- 志木市 40万円(市内業者施工で20万円加算…
- 久喜市 上限30万円
- 北本市 30万円(市外業者に依頼する場合は2…
- 富士見市 30万円
- 戸田市 除却工事 基準額30万円(三世代同居…
- 横瀬町 30万円
- 熊谷市 30万円
- 皆野町 30万円
- 秩父市 市内業者施工は上限30万円、市外業者…
- 蕨市 30万円
- 行田市 30万円
- 飯能市 30万円(市外業者施工の場合は20万…
- 鴻巣市 30万円
- 春日部市 25万円
- 東松山市 20万円(市内業者を利用する場合は2…
- さいたま市 制度なし
- ふじみ野市 制度なし
- 三郷市 額は要確認
- 入間市 制度なし
- 八潮市 額は要確認
- 加須市 制度なし
- 吉川市 制度なし
- 和光市 制度なし
- 所沢市 制度なし
- 新座市 額は要確認
- 朝霞市 制度なし
- 草加市 制度なし
- 蓮田市 制度なし
- 長瀞町 制度なし
- 鶴ヶ島市 制度なし
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- この自治体には解体費の補助がありません。補助を探すより、相場を知って見積りを比べるほうが金額は動きます。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 壊さずに売る道もあります。税金まで入れて計算すると答えが変わることがあります。
古家付き土地で売るか、更地にして売るか - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか