制度あり最終確認 2026-08-21
落ちやすいのはここです
- 管理不全な状態にある、またはそのおそれがあるもの(特定空家等に限定されない)
- 市内業者が実施する工事に限る
大垣市で気をつけること
- 申請は工事請負契約締結前かつ着手の概ね2週間前までに行う必要があり、先に契約・着工すると補助対象外になるおそれがある
- 固定資産税については、住宅用地特例が外れ税額が上がる一般的な仕組みの説明はあるが、大垣市独自の減免・据置制度は確認できなかった
- 大垣市の補助対象は「特定空家等」に限定されず、管理不全な状態(またはそのおそれ)にある空家等であれば広く対象となる点は他自治体より間口が広い
- 補助率は対象工事費の3分の1・上限30万円(大規模建物や中心市街地活性化区域内は上限40万円)とやや低め
対象になるか(10項目)
- 市内にある空家等で個人が所有するもの
- 管理不全な状態にある、またはそのおそれがあるもの(特定空家等に限定されない)
- 所有者もしくは相続人、または所有者等から同意を受けた方が申請可能
- 市税等を完納していること
- 所有権以外の権利が設定されていないこと
- 公共工事による移転等の補償対象でないこと
残り 4 項目を見る
- 市内業者が実施する工事に限る
- 工事請負契約締結前(除却工事着手の概ね2週間前まで)の申請が必要で、申請から概ね3か月以内に着工予定であること
- 補助率は対象工事費用の3分の1・上限30万円(延床面積240平方メートル以上、または中心市街地活性化基本計画区域内は上限40万円)
- 所得制限・跡地の利用制限・老朽度の数値基準の記載はなし
金額の決まり方
| 制度名 | 大垣市空家等除却支援事業補助金 |
|---|---|
| 上限 | 30万円(延床面積240平方メートル以上または中心市街地活性化基本計画区域内は40万円) |
| 補助率 | 3分の1 |
| 申請期間 | 工事着手のおおむね2週間前までに申請。交付決定後おおむね3か月以内に着工し、当該年度の2月末までに完了すること/通年で工事着手前(契約締結前・着手の概ね2週間前まで)に申請する仕組み。特定の年1回受付ではない。 |
| 予算枠・件数 | 予算の範囲内で終了 |
出典:大垣市 公式ページ(2026-08-21 確認) 公式ページを開く
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
大垣市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・岐阜県の水準(重機が入れる前提)
90万円 〜 135万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 岐阜県の地域係数1.00(全国の標準)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000〜45,000 | 90万円〜135万円 |
| 軽量鉄骨 | 38,000〜55,000 | 114万円〜165万円 |
| 重量鉄骨 | 43,000〜70,000 | 129万円〜210万円 |
| 鉄筋コンクリート | 54,000〜85,000 | 162万円〜255万円 |
木造30坪で、補助が上限の30万円まで出たとすると、手元から出るのは 60万円 〜 105万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
大垣市だけの坪単価は公表されていないので、岐阜県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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大垣市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
大垣市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は90万円〜135万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
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補助金の手続きに入る前に、大垣市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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大垣市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、大垣市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。大垣市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が大垣市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③大垣市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
岐阜県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ岐阜県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 特定空家の認定は補助の入口になる一方で、固定資産税の特例が外れます。
特定空家に指定されるとどうなるか - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限