制度あり最終確認 2026-08-16
落ちやすいのはここです
- 特定空家等として市から指導または勧告を受けた不良住宅であること
- 国の基準により不良な建物と判定され、防災上危険性が高いと判断されたもの
- 市税、国民健康保険料、介護保険料、下水道使用料等に滞納がないこと
鳥取市で気をつけること
- 募集件数は15件の先着順で「定員に達し次第募集を締め切ります」とされ、受付は令和8年5月7日から令和9年1月29日まで
- 「補助申込書提出前及び交付決定前に除却工事に着工(契約含む)されますと、補助の対象外になります」
- 残置物処分費まで見てくれる点は実家じまいで効きます
- 相続した家は家財が丸ごと残っていることが多く、この処分費が20万円出るのは他市にない利点です
- 申請者に相続人が明記され、居住要件・所得制限・跡地の売却制限・空き家年数要件が要件に見当たらないのも使いやすい設計です
- 最大の罠は入口が「特定空家等として指導または勧告を受けている」ことで、市に危険空き家として指導されるまで待つ形になり、自主的に片付けたい人はそもそも土俵に上がれません
- 枠が年15件と極端に少ないため、5月7日の受付開始直後に動かないと埋まる前提で考えてください
- 対象は木造又は軽量鉄骨造で延床面積の2分の1以上が居住用の未使用建築物に限られ、申込後に市職員の判定調査を受けて「国の基準により不良な建物」と判定される必要がある
- 附属建物・基礎を含め全て除却し、令和9年3月上旬までに工事完了することが条件で、「選定後一か月を過ぎると辞退は認められません」との注記もある
- 共有・相続の場合は共有者全員、賃借権等がある場合は権利者全員の同意が必要で、市税のほか国民健康保険料・介護保険料・下水道使用料・下水道受益者負担金等の滞納があると対象外
対象になるか(9項目)
- 特定空家等として市から指導または勧告を受けた不良住宅であること
- 国の基準により不良な建物と判定され、防災上危険性が高いと判断されたもの
- 木造または軽量鉄骨造であること
- 延床面積の2分の1以上が居住用であること
- 申請者は所有者またはその相続人
- 共有者全員の同意が必要
残り 3 項目を見る
- 市税、国民健康保険料、介護保険料、下水道使用料等に滞納がないこと
- 不動産業として行うものでないこと
- 令和9年3月上旬までに除却を完了すること
金額の決まり方
| 制度名 | 鳥取市空家等除却事業補助金 |
|---|---|
| 上限 | 80万円 |
| 補助率 | 除却工事費の2分の1(上限60万円)に加え、残置物処分費の2分の1(上限20万円)。合計で最大80万円。庭木の伐採費と建物外部の残置物処分費は対象外 |
| 申請期間 | 令和8年5月7日から令和9年1月29日まで(先着順) |
| 予算枠・件数 | 令和8年度は15件(先着順) |
出典:鳥取市 公式ページ(2026-08-16 確認) 公式ページを開く
【PR】
鳥取市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
鳥取市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は79万円〜119万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
移住・定住向けにはまちなか空き家改修支援事業や居住支援事業がありますが、こちらは改修用です。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
鳥取市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・鳥取県の水準(重機が入れる前提)
79万円 〜 119万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 鳥取県の地域係数0.88(全国では低いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 26,400〜39,600 | 79万円〜119万円 |
| 軽量鉄骨 | 33,440〜48,400 | 100万円〜145万円 |
| 重量鉄骨 | 37,840〜61,600 | 114万円〜185万円 |
| 鉄筋コンクリート | 47,520〜74,800 | 143万円〜224万円 |
この自治体の上限額80万円は、木造30坪の目安(79万円〜119万円)に届く大きさです。ただし大きな上限額は、延床面積の大きい建物や特定の区域・要件に向けた枠であることが多く、木造30坪でそのまま満額が出るという意味ではありません。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
鳥取市だけの坪単価は公表されていないので、鳥取県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
【PR】
補助金の手続きに入る前に、鳥取市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
【PR】
鳥取市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、鳥取市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。鳥取市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が鳥取市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③鳥取市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
鳥取県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ鳥取県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 特定空家の認定は補助の入口になる一方で、固定資産税の特例が外れます。
特定空家に指定されるとどうなるか - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件