制度あり最終確認 2026-08-21
落ちやすいのはここです
- 住宅の不良度判定基準の評点が100点以上であること
- 空家等対策の推進に関する特別措置法に規定する特定空家等に該当すること
- 市税を滞納していないこと
中津市で気をつけること
- 令和8年度分は令和7年12月1日から「事前調査申請」を受け付け、判定通知書で該当となった建物だけが令和8年4月20日開始の交付申請に進める
- 落とし穴は3つです
- 評点100点以上かつ特定空家等該当が入口なので、手入れされてきた実家は落ちる可能性が高くなります
- 交付申請の前に「事前調査申請」という別手続きがあり、判定を経ないと申請できません
- 交付決定前に着工すると対象外です
- 市自身が、解体すると住宅用地の特例が外れて翌年から土地の税額が上がる可能性があると注意しています
- 受付終了日と件数は公表されていないので、担当課への確認が必要です
- 土地や建物を市に提供・寄附させる型の制度、跡地の用途を縛る制度、セットバックを条件とする制度は、このページには記載がありません
- 対象は不良度判定基準の評点100点以上で特定空家等に該当するものに限る
- 補助額は補助対象経費の1/2で、国が定める除却工事費用基準額に床面積を乗じた額と市が定める額(50万円が限度)のいずれか小さい額
対象になるか(9項目)
- 住宅の不良度判定基準の評点が100点以上であること
- 空家等対策の推進に関する特別措置法に規定する特定空家等に該当すること
- 申請者は登記記録(未登記の場合は固定資産課税台帳)に記録された建築物所有者またはその相続人等であること
- 市税を滞納していないこと
- 暴力団関係者でないこと
- 対象建築物に所有権以外の権利(抵当権等)が設定されていないこと
残り 3 項目を見る
- 交付申請の前に「事前調査申請」を行い、判定通知書で該当となること
- 補助金交付決定を受ける前に解体工事に着手しないこと
- 建築年・空き家期間・所得制限・市内業者限定・跡地提供の定めは記載なし
金額の決まり方
| 制度名 | 中津市危険空家等除却事業補助金 |
|---|---|
| 上限 | 50万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1。ただし「国が定める除却工事費用基準額に床面積を乗じた額」または「市が定める額(50万円を限度)」のいずれか小さい額。 |
| 申請期間 | 事前調査申請の受付は令和7年12月1日から(終了日の記載なし)。窓口またはオンラインで申請します。 |
| 予算枠・件数 | 記載なし |
出典:中津市 公式ページ(2026-08-21 確認) 公式ページを開く
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中津市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
中津市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は79万円〜119万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
中津市木造住宅耐震化促進事業補助金があります(昭和56年5月31日以前着工・地上階数2以下・耐震診断評点1.0未満の木造一戸建てが対象)。ただし補助対象事業は耐震診断・耐震改修・部分耐震改修の3種類のみで、除却・解体は補助対象に含まれていません(建築指導課 0979-62-9029)。ほかに空き家バンク制度、中津市空き家利活用事業費補助金(利活用・リフォーム向け)があります。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
中津市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・大分県の水準(重機が入れる前提)
79万円 〜 119万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 大分県の地域係数0.88(全国では低いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 26,400〜39,600 | 79万円〜119万円 |
| 軽量鉄骨 | 33,440〜48,400 | 100万円〜145万円 |
| 重量鉄骨 | 37,840〜61,600 | 114万円〜185万円 |
| 鉄筋コンクリート | 47,520〜74,800 | 143万円〜224万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 29万円 〜 69万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
中津市だけの坪単価は公表されていないので、大分県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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補助金の手続きに入る前に、中津市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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中津市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、中津市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。中津市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が中津市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③中津市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
大分県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ大分県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 特定空家の認定は補助の入口になる一方で、固定資産税の特例が外れます。
特定空家に指定されるとどうなるか - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限