制度あり最終確認 2026-08-23
落ちやすいのはここです
- 申請できるのは所有者、相続人、またはそれらの同意を得た者で、申請者および同一世帯の者が市税を滞納していないことが条件
- 解体工事は、建設業許可または解体工事業登録を受けた市内に事業所を有する業者に発注する必要があり、市外業者では対象外になります
西条市で気をつけること
- 西条市の補助率5分の4・上限80万円は全国でも屈指の手厚さです
- 木造30坪の解体費130万円なら、80万円が満額出る計算になります
- ただし決定的な制約が2つあります
- ひとつは除却後1年間、土地の譲渡・貸与・住宅の建築ができないという跡地の縛りです
- 更地にしてすぐ売りたい人はこの補助を使えません
- 売却前提なら、80万円を諦めて自由に売るか、1年待って売るかの二択になります
- もうひとつは受付期間の短さで、令和8年度は8月3日から9月30日までのわずか2か月、しかも15件枠です
- この記事を読んだ時点が期間内なら、まず都市計画課に電話して枠の残りを聞いてください
- 市内業者限定という条件もあるため、業者選びは市内で複数見積を取る形になります
対象になるか(6項目)
- 老朽化により倒壊等のおそれがある空家であることが前提です
- 申請できるのは所有者、相続人、またはそれらの同意を得た者で、申請者および同一世帯の者が市税を滞納していないことが条件
- 解体工事は、建設業許可または解体工事業登録を受けた市内に事業所を有する業者に発注する必要があり、市外業者では対象外になります
- 跡地利用には制約があり、除却後1年間は土地の譲渡・貸与・住宅等の建築ができません
- 件数枠が15件と限られているため、期間内でも枠が埋まる可能性があります
- 所得制限の記載はありません
金額の決まり方
| 制度名 | 西条市老朽危険空家等除却事業補助金 |
|---|---|
| 上限 | 80万円 |
| 補助率 | 補助対象経費(消費税を除く)の5分の4以内で、上限80万円。補助率で計算した額と上限額のいずれか低い額が交付されます。 |
| 申請期間 | 令和8年8月3日から令和8年9月30日まで |
| 予算枠・件数 | 15件 |
出典:西条市 公式ページ(2026-08-23 確認) 公式ページを開く
【PR】
西条市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
西条市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は79万円〜119万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
耐震関係は木造住宅耐震診断技術者派遣事業と木造住宅耐震改修事業の2本のみで、除却や建替えの補助メニューは公式に掲載されていません(建築課建築審査係 0897-52-1554)。ほかにブロック塀等安全対策事業があります。移住者向けの西条市移住者住宅改修支援事業費補助金は改修と家財搬出が対象で、解体費は対象外です。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
西条市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・愛媛県の水準(重機が入れる前提)
79万円 〜 119万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 愛媛県の地域係数0.88(全国では低いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 26,400〜39,600 | 79万円〜119万円 |
| 軽量鉄骨 | 33,440〜48,400 | 100万円〜145万円 |
| 重量鉄骨 | 37,840〜61,600 | 114万円〜185万円 |
| 鉄筋コンクリート | 47,520〜74,800 | 143万円〜224万円 |
この自治体の上限額80万円は、木造30坪の目安(79万円〜119万円)に届く大きさです。ただし大きな上限額は、延床面積の大きい建物や特定の区域・要件に向けた枠であることが多く、木造30坪でそのまま満額が出るという意味ではありません。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
西条市だけの坪単価は公表されていないので、愛媛県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
【PR】
補助金の手続きに入る前に、西条市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
【PR】
西条市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、西条市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。西条市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が西条市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③西条市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
愛媛県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ愛媛県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件