制度あり最終確認 2026-08-23
落ちやすいのはここです
- 危険空き家は市が行う不良度測定で評点100点以上かつ周囲への危険性があるもの、老朽空き家は昭和56年5月31日以前に着工し評点50点以上のもの
- 空家法第22条第2項の勧告を受けていないもの、公共事業の補償対象でないもの、補助金の交付を受ける目的で故意に損壊されたものでないこと
- 申請者は所有者・相続人、相続財産清算人・成年後見人等の処分権限を有する者、または所有者の同意を得た土地所有者で、市税の滞納がない方、暴力団関係者でない方
防府市で気をつけること
- 防府市は年度当初の募集が終わったあとの追加募集が公開されている珍しい状態です
- 判定申請の受付が令和8年9月8日から10月16日、交付申請の期限が10月23日と、非常に短い窓になっています
- この記事を読んだ時点で9月から10月なら、動けば間に合う可能性があります
- 逆に11月以降なら次年度待ちです
- 危険空き家(評点100点以上)と老朽空き家(昭和56年以前・評点50点以上)で上限が50万円と25万円に分かれるため、どちらの判定になるかで金額が倍違います
- 判定は市が行うので自己申告ではありません
- 施工業者が市内業者に限られる点も要注意で、県外や広島の安い業者を使うと補助が出ません
- 見積比較は市内業者の中で行ってください
対象になるか(6項目)
- 建物は主として居住の用に供する建築物で、概ね1年以上居住その他の使用がないもの、かつ木造または軽量鉄骨造であること
- 危険空き家は市が行う不良度測定で評点100点以上かつ周囲への危険性があるもの、老朽空き家は昭和56年5月31日以前に着工し評点50点以上のもの
- 個人が所有するものに限られます
- 空家法第22条第2項の勧告を受けていないもの、公共事業の補償対象でないもの、補助金の交付を受ける目的で故意に損壊されたものでないこと
- 申請者は所有者・相続人、相続財産清算人・成年後見人等の処分権限を有する者、または所有者の同意を得た土地所有者で、市税の滞納がない方、暴力団関係者でない方
- 施工業者は建設業法の許可または建設リサイクル法の登録を受けた市内業者に限られます
金額の決まり方
| 制度名 | 令和8年度防府市危険空き家等解体費補助金(防府市危険空き家等解体費補助金交付要綱) |
|---|---|
| 上限 | 危険空き家50万円/老朽空き家25万円 |
| 補助率 | 補助対象経費(消費税等を除く)または延べ面積に国土交通大臣が定める不良住宅等除却費を乗じた額のいずれか少ない額の2分の1以内。危険空き家は上限50万円、老朽空き家は上限25万円。 |
| 申請期間 | 追加募集として判定申請が令和8年9月8日から令和8年10月16日まで、交付申請の期限は令和8年10月23日 |
| 予算枠・件数 | 追加募集分として危険空き家10件程度、老朽空き家10件程度 |
出典:防府市 公式ページ(2026-08-23 確認) 公式ページを開く
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防府市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
防府市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は79万円〜119万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
住宅・建築物の耐震診断・耐震改修補助があり、木造住宅の耐震診断は無料派遣、木造住宅の耐震改修は補助対象費用の80パーセント以内・限度額100万円です。ただし掲載年度が令和6年度で止まっており、令和8年度の扱いは開発建築指導課への確認が必要です。解体ではなく改修を選ぶ場合は空き家利活用改修費補助金(都市計画課空き家対策室 0835-25-2238)もあります。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
防府市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・山口県の水準(重機が入れる前提)
79万円 〜 119万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 山口県の地域係数0.88(全国では低いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 26,400〜39,600 | 79万円〜119万円 |
| 軽量鉄骨 | 33,440〜48,400 | 100万円〜145万円 |
| 重量鉄骨 | 37,840〜61,600 | 114万円〜185万円 |
| 鉄筋コンクリート | 47,520〜74,800 | 143万円〜224万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 29万円 〜 69万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
防府市だけの坪単価は公表されていないので、山口県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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補助金の手続きに入る前に、防府市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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防府市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、防府市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。防府市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が防府市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③防府市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
山口県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ山口県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか