制度あり最終確認 2026-08-21
落ちやすいのはここです
- 特定空家等に認定されたものが対象(通常の老朽空家は対象外になりうる)
- 所有者で市税等の滞納がないこと
- 相続その他の理由で認定後に所有者となった場合は、所有者となった日を起算日として実施期限が定まる(特定空家等の認定日から2年を経過した日が属する年度末までに実施完了が必要)
飯田市で気をつけること
- 飯田市の補助対象は「特定空家等」に限定されるため、単なる老朽空家では対象外になりやすい
- 固定資産税は、住宅用地特例が外れ税負担が増える一般的な仕組み以外に、飯田市独自の減免・据置措置は確認できなかった
- 解体業者は飯田市または下伊那郡内の事業者限定で、遠方業者には依頼できない
- 相続等で新たに所有者になった場合、特定空家等の認定日を起点に実施期限が決まるため期限管理が重要
- 補助率は解体費用の4分の1・上限50万円で、上田市・佐久市(いずれも1/2補助)より低め
対象になるか(6項目)
- 特定空家等に認定されたものが対象(通常の老朽空家は対象外になりうる)
- 所有者で市税等の滞納がないこと
- 解体は飯田市または下伊那郡に本店・主たる事務所等を有する事業者に限定(市内・近隣業者限定あり)
- 相続その他の理由で認定後に所有者となった場合は、所有者となった日を起算日として実施期限が定まる(特定空家等の認定日から2年を経過した日が属する年度末までに実施完了が必要)
- 補助率は解体工事費の4分の1(25%)、上限50万円
- 所得制限・跡地の利用制限の記載はない
金額の決まり方
| 制度名 | 飯田市特定空家等解体補助金 |
|---|---|
| 上限 | 50万円 |
| 補助率 | 4分の1 |
| 申請期間 | 特定空家等の認定を受けた日から起算して2年を経過した日が属する年度の末日までに実施するもの/具体的な年1回受付等の期間指定は要綱に記載なし。認定日から2年以内という実施期限があるのみ。 |
| 予算枠・件数 | 記載なし |
出典:飯田市 公式ページ(2026-08-21 確認) 公式ページを開く
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
飯田市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・長野県の水準(重機が入れる前提)
90万円 〜 135万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 長野県の地域係数1.00(全国の標準)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000〜45,000 | 90万円〜135万円 |
| 軽量鉄骨 | 38,000〜55,000 | 114万円〜165万円 |
| 重量鉄骨 | 43,000〜70,000 | 129万円〜210万円 |
| 鉄筋コンクリート | 54,000〜85,000 | 162万円〜255万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 40万円 〜 85万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
飯田市だけの坪単価は公表されていないので、長野県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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飯田市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
飯田市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は90万円〜135万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
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補助金の手続きに入る前に、飯田市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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飯田市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、飯田市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。飯田市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が飯田市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③飯田市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
長野県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ長野県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 特定空家の認定は補助の入口になる一方で、固定資産税の特例が外れます。
特定空家に指定されるとどうなるか - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限