制度あり最終確認 2026-08-21
落ちやすいのはここです
- 市の「住宅の不良度判定基準」と「周辺への危険度判定」の基準の両方を満たして危険建物の認定を受けたもの
- 申請できるのは危険建物の所有者または危険建物が存在する土地の所有者
- 施工業者は呉市内に本店等を有し、建築工事業等の許可を得ている業者に限られます
呉市で気をつけること
- 上限50万円は「道路から敷地に至るまでの道の最小幅員が1.8メートル未満」等の無接道敷地の場合で、通常は30万円(対象経費の30%)
- この制度は2段階申請です
- 先に「危険建物の認定」を取らないと交付申請できません
- 認定申請の締切が令和8年9月30日と早いので、実質の期限はここです
- 不良度判定と周辺への危険度判定の両方に通る必要があり、具体的な点数基準は公式ページに記載がありません
- 金額で見ると耐震型(上限97万8千円)がこの制度の3倍以上で、しかも空き家であることも危険度判定も要求されず、本文に住み替えの語もありません
- ただし耐震型の受付は令和8年8月31日までです
- 昭和56年5月31日以前の実家なら、まず耐震型を建築指導課に確認したほうが得になる可能性があります
- 除却後は崖上の敷地なら浸透性のないシートを敷く等の災害防止対策が必須
- 危険建物認定の申請期限は令和8年9月30日で、建設業・不動産業を営む法人は対象外
対象になるか(6項目)
- 市内にある空き家で、戸建て住宅・長屋・共同住宅・併用住宅のうち居住のための建物であること(併用住宅は居住部分の占める割合が2分の1以上)
- 市の「住宅の不良度判定基準」と「周辺への危険度判定」の基準の両方を満たして危険建物の認定を受けたもの
- 申請できるのは危険建物の所有者または危険建物が存在する土地の所有者
- 抵当権が設定されている場合は抹消手続き等が必要
- 施工業者は呉市内に本店等を有し、建築工事業等の許可を得ている業者に限られます
- 空き家期間の要件・所得制限・跡地の提供義務は記載なし
金額の決まり方
| 制度名 | 危険建物除却促進事業 |
|---|---|
| 上限 | 30万円 |
| 補助率 | 補助金交付対象事業に要する経費の30パーセントと、国土交通省の定める住宅局所管事業に係る標準建設費等により算出した除却工事費に10分の8を乗じた額のいずれか低い額(上限30万円)。ただし道路から敷地に至るまでの道の最小幅員が1.8メートル未満の敷地、または道と敷地の接する長さが1.8メートル未満の敷地は上限50万円。 |
| 申請期間 | 危険建物認定申請は令和8年9月30日まで。補助金交付申請は危険建物の認定から30日以内かつ令和8年10月30日まで。予算額に達した場合は申請期限前に受付を終了。 |
| 予算枠・件数 | 予算額に達した場合は申請期限前に受付終了との記載のみで、金額・件数の記載はありません。 |
出典:呉市 公式ページ(2026-08-21 確認) 公式ページを開く
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呉市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
呉市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は90万円〜135万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
呉市木造住宅耐震改修等助成事業に除却工事のメニューがあります。除却工事費の23パーセント以内・上限97万8千円で、昭和56年5月31日以前に建築されたもの・市税の滞納がない・市内登録業者が条件です。申請期間は令和8年8月31日まで、令和8年度の実施戸数は13棟です(建築指導課 0823-25-3513)。ほかにがけ地近接等危険住宅移転事業(今年度の募集はなく応募棟数0棟)、呉市空き家家財道具等処分支援事業(上限10万円・2分の1、令和8年12月15日まで、交付決定後に空き家バンク登録または宅地建物取引業者と媒介契約を締結することが条件)があります。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
呉市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・広島県の水準(重機が入れる前提)
90万円 〜 135万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 広島県の地域係数1.00(全国の標準)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000〜45,000 | 90万円〜135万円 |
| 軽量鉄骨 | 38,000〜55,000 | 114万円〜165万円 |
| 重量鉄骨 | 43,000〜70,000 | 129万円〜210万円 |
| 鉄筋コンクリート | 54,000〜85,000 | 162万円〜255万円 |
木造30坪で、補助が上限の30万円まで出たとすると、手元から出るのは 60万円 〜 105万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
呉市だけの坪単価は公表されていないので、広島県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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補助金の手続きに入る前に、呉市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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呉市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、呉市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。呉市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が呉市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③呉市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
広島県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ広島県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか