制度あり最終確認 2026-08-21
落ちやすいのはここです
- 老朽化して、そのまま放置すれば倒壊等により周辺住民への危険となるおそれのある空家住宅等で、その不良度が市長が定める程度以上であるもの
- 申請は解体工事の契約を締結する前に行い、交付決定前に契約や発注をした場合は補助金の交付ができません
東広島市で気をつけること
- 同じ補助金の中に「跡地を10年以上、地域の活性化のために利用に供する」メニューが併存しています
- 国庫補助を受ける「空家等解体事業」は、特定空家等の除却か、跡地を10年以上継続して地域の活性化のための利用に供する場合に限られる
- 名称も上限額(50万円)も補助率(3分の1)も同じなので取り違えやすいのですが、こちらを選ぶと跡地が10年間縛られて売れなくなります
- 相続した実家を解体して売る人が使うべきなのは、老朽危険空家住宅等解体除却事業のほうです
- 耐震型は「除却後、耐震性を有する住宅に新たに居住すること」が要件なので、解体して土地だけ売る人は使えません
- この制度は受付期間・予算枠・件数がいずれも公式ページに記載されていないので、動く前に住宅課へ電話で確認してください
- なお施工業者は市内業者に努めることという努力義務にとどまり、福山市・呉市のような市内業者限定ではない点は有利です
- 老朽危険空家住宅等解体除却事業は不良度が市長の定める程度以上であることが条件で、いずれも1/3・上限50万円
- 工事は市内に本店を有する建設業者に請け負わせるよう努める規定がある
対象になるか(9項目)
- 老朽化して、そのまま放置すれば倒壊等により周辺住民への危険となるおそれのある空家住宅等で、その不良度が市長が定める程度以上であるもの
- 1年以上空き家であるもの
- 申請できるのは空き家の所有者、法定相続人、または所有者からの同意を得た人
- 補助金の交付申請前に市職員による現地調査(空き家の不良・老朽度や空き家周辺の状況などの確認)が必要
- 申請は解体工事の契約を締結する前に行い、交付決定前に契約や発注をした場合は補助金の交付ができません
- 補助対象経費は解体工事に要する費用と、解体工事により発生した廃棄物の処分費用です
残り 3 項目を見る
- 申請した年度の3月10日までに完了して実績報告が必要
- 施工業者は「市の区域内に本店を有する建設業者に請け負わせるよう努める」という努力義務にとどまります
- 所得制限・建築年の要件・跡地の提供義務は記載なし
金額の決まり方
| 制度名 | 東広島市空家対策事業費補助金(老朽危険空家住宅等解体除却事業補助金) |
|---|---|
| 上限 | 50万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の3分の1 |
| 申請期間 | 記載なし。受付期間や締切日の明記はなく、契約締結前の申請と、申請年度の3月10日までの完了・実績報告のみが定められています。 |
| 予算枠・件数 | 記載なし |
出典:東広島市 公式ページ(2026-08-21 確認) 公式ページを開く
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東広島市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
東広島市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は90万円〜135万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
同じ「東広島市空家対策事業費補助金」の別メニューとして空家等解体事業補助金があります。上限50万円・3分の1と数字は同じですが、除却する空き家の跡地を10年以上継続して地域の活性化のための利用に供する必要があります。ほかに東広島市木造住宅耐震改修等事業補助金の除却事業(昭和56年5月31日以前に建築着手・上部構造評点1.0未満または簡易耐震診断の評点合計が7以下・3分の1・上限50万円)がありますが、除却後に耐震性を有する住宅に新たに居住することが要件です。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
東広島市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・広島県の水準(重機が入れる前提)
90万円 〜 135万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 広島県の地域係数1.00(全国の標準)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000〜45,000 | 90万円〜135万円 |
| 軽量鉄骨 | 38,000〜55,000 | 114万円〜165万円 |
| 重量鉄骨 | 43,000〜70,000 | 129万円〜210万円 |
| 鉄筋コンクリート | 54,000〜85,000 | 162万円〜255万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 40万円 〜 85万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
東広島市だけの坪単価は公表されていないので、広島県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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補助金の手続きに入る前に、東広島市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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東広島市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、東広島市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。東広島市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が東広島市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③東広島市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
広島県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ広島県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件