制度あり最終確認 2026-08-17
落ちやすいのはここです
- 市内に事業所を有する個人事業主または市内に本社や本店を有する法人で、建設業法の許可又は建設リサイクル法の登録を受けた業者による全部除却工事であること
太田市で気をつけること
- 今回調査した50自治体の中で、間口が最も広い制度です
- 補助額は「延べ床面積(平方メートル)×13,000円×2分の1」と工事費の1/2のいずれか少ない額なので、延べ床77㎡程度ないと上限50万円には届きません
- 特定空家等の認定が不要、危険度評点も不要、建築年の制限もなし
- 要件は「1年以上居住その他の使用実態がない」ことだけです
- 市税滞納要件の記載すらありません
- 補助は工事費の2分の1、または延べ床面積×13,000円×2分の1のいずれか少ない額で上限50万円
- 延べ床100平方メートルなら後者は65万円なので、多くのケースで工事費の2分の1がそのまま効きます
- 逆に言えば競争が激しく、予算は概ね100件分・先着順です
- 受付は令和8年4月14日から10月13日までですが、枠が埋まれば途中で終了し「【受付終了】空家除却補助事業補助金」というページに切り替わる運用なので、年度が明けたらすぐ動いてください
- 施工業者は市内に事業所を有する個人事業主または市内に本社・本店を有する法人で、建設業法許可か建設リサイクル法登録が必要です
- 建物の一部除却は不可で、全部除却して更地にする工事に限られます
- 解体は市内に本社・本店を置く法人か市内に事業所を有する個人事業主に限られます
- 申請は申請者1人につき1回限りで、令和8年度は4月14日~10月13日の受付・概ね100件分です
対象になるか(5項目)
- 1年以上居住その他の使用実態がない、個人が所有する一戸建ての専用住宅もしくは併用住宅または長屋であること
- 申請者は空家の所有者又は相続人、もしくは敷地所有者(所有者の同意が必要)
- 市内に事業所を有する個人事業主または市内に本社や本店を有する法人で、建設業法の許可又は建設リサイクル法の登録を受けた業者による全部除却工事であること
- 工事は交付決定後に着手すること
- 暴力団関係者でないこと
金額の決まり方
| 制度名 | 空家除却補助金(空家等除却補助事業補助金) |
|---|---|
| 上限 | 50万円 |
| 補助率 | 補助対象工事費×2分の1、または延べ床面積(平方メートル)×13,000円×2分の1のいずれか少ない額(上限50万円) |
| 申請期間 | 令和8年4月14日(火曜日)から令和8年10月13日(火曜日)まで |
| 予算枠・件数 | 予算概ね100件分、先着順(予算に達し次第終了) |
出典:太田市 公式ページ(2026-08-17 確認) 公式ページを開く
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太田市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
太田市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は90万円〜135万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
太田市は費用補助のほかにAIによる解体費用シミュレーターを無料で提供しています。補助金の申請前に、そもそも解体費がいくらかかるのかを掴むのに使えます。空き家バンク・改修補助・家財処分補助の記載はこのページ上にはありません。上限50万円の枠が取れなかった年度でも、翌年度にまた受付が始まるため、急ぎでなければ4月の受付開始に合わせて再挑戦する手もあります。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
太田市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・群馬県の水準(重機が入れる前提)
90万円 〜 135万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 群馬県の地域係数1.00(全国の標準)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000〜45,000 | 90万円〜135万円 |
| 軽量鉄骨 | 38,000〜55,000 | 114万円〜165万円 |
| 重量鉄骨 | 43,000〜70,000 | 129万円〜210万円 |
| 鉄筋コンクリート | 54,000〜85,000 | 162万円〜255万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 40万円 〜 85万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
太田市だけの坪単価は公表されていないので、群馬県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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補助金の手続きに入る前に、太田市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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太田市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、太田市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。太田市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が太田市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③太田市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
群馬県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ群馬県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか