制度あり最終確認 2026-08-16
落ちやすいのはここです
- 老朽度が著しく居住が困難な不良住宅に該当し、構造の不良度・危険度が市の判断基準を超えること
- 周囲への危険性が高いと市が認めること
- 松江市税の滞納がないこと
松江市で気をつけること
- 市にはもう一つ「建替え除却支援事業」(除却工事費の3分の2・上限50万円、UIJターン者は70%・上限55万円)があるが、「今年度の予算額に達しましたので、受付をしておりません」と令和8年度分は停止中
- その建替え除却は「同一敷地に自己居住用の住宅を建築するために、取得した建築物を解体する工事」が対象で、更地にして売る目的や空き家を壊すだけでは使えない
- 申請者に相続人が明記されており、相続登記が済んでいなくても窓口で相談できる点は実家じまい向きです
- 居住要件・所得制限・売却制限・跡地提供義務がないため、条件そのものは全国的に見てもかなり緩い部類に入ります
- 最大の関門は不良住宅の認定で、老朽度が著しく居住が困難と市が判断する水準まで傷んでいる必要があり、まだ人が住める状態の実家は対象外になります
- 補助率も名目8割ではなく実質4割なので、そこを誤解しないでください
- 契約前の申請が必須で、先に解体業者と契約すると一切出ません
- 老朽空き家除却支援のほうの算定は「除却工事費(標準除却費を超える場合は標準除却費)に10分の8を乗じて得た額の2分の1」で、実質は工事費の4割にとどまる
- 令和8年度の受付は4月24日開始、「予算の範囲内で交付いたしますので、予算がなくなり次第終了」、松江市税に滞納がないことが要件
対象になるか(7項目)
- 1年以上使用されていない空き家であること(納屋・倉庫は除く)
- 延べ面積の2分の1以上が居住用であること
- 老朽度が著しく居住が困難な不良住宅に該当し、構造の不良度・危険度が市の判断基準を超えること
- 周囲への危険性が高いと市が認めること
- 申請者は所有者、所有者の相続人、または建物所有者の同意を得た土地所有者(共有名義は共有者全員の合意で代表者を選出)
- 松江市税の滞納がないこと
残り 1 項目を見る
- 交付決定後に着手すること
金額の決まり方
| 制度名 | 松江市老朽危険空き家除却支援事業補助金 |
|---|---|
| 上限 | 50万円 |
| 補助率 | 除却工事費(国が定める標準除却費が上限)の10分の8に、さらに2分の1を乗じた額。実質の補助率は約40パーセントで、上限50万円 |
| 申請期間 | 令和8年度は4月24日から受付開始 |
| 予算枠・件数 | 予算の範囲内。予算がなくなり次第終了 |
出典:松江市 公式ページ(2026-08-16 確認) 公式ページを開く
【PR】
松江市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
松江市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は79万円〜119万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
同一敷地に自分が住む家を建てるために取得した中古木造建築物を解体する場合は、松江市中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金(補助率3分の2・上限50万円)が使えます。ただし跡地に自分の家を建てることが条件なので、売却や更地化が目的の実家じまいでは使えません。跡地を町内会などがポケットパークとして10年以上活用する場合は、別途上限50万円の設置支援補助があります。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
松江市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・島根県の水準(重機が入れる前提)
79万円 〜 119万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 島根県の地域係数0.88(全国では低いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 26,400〜39,600 | 79万円〜119万円 |
| 軽量鉄骨 | 33,440〜48,400 | 100万円〜145万円 |
| 重量鉄骨 | 37,840〜61,600 | 114万円〜185万円 |
| 鉄筋コンクリート | 47,520〜74,800 | 143万円〜224万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 29万円 〜 69万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
松江市だけの坪単価は公表されていないので、島根県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
【PR】
補助金の手続きに入る前に、松江市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
【PR】
松江市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、松江市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。松江市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が松江市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③松江市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
島根県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ島根県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか