制度あり最終確認 2026-08-17
落ちやすいのはここです
- 市税の滞納がないこと
市原市で気をつけること
- 市原市には「空き家の所有者本人や相続人が実家を解体する場合の一般的な補助」は存在しません
- 市の公式ページに「本市の除却・解体に対する支援制度(補助金)は、次の2つがあります」と明記され、その2つがどちらも所有者本人には使えない設計になっています
- 狭小敷地等空家除却支援事業(補助対象経費の5分の4・上限50万円)の申請者は、空家の所有者ではなく「狭小敷地等に隣接する土地を所有する者」です
- しかも空家敷地の所有者が2親等以内の親族である場合は除外されるので、隣に住む子どもが親の家を解体するというケースも弾かれます
- これは実質的に「売るに売れない狭小地・無接道地を、隣の人に買い取ってもらって一体化する」ための制度です
- もう一つのいちはら空家等除却・活用提案モデル事業は、対象者が町会・自治会などの自治組織か、自治組織の協力が得られる団体・個人で、募集は除却1件/年・活用1件/年という規模です
- 実家じまいの動線では、解体費は自己負担と考えて資金計画を立ててください
対象になるか(8項目)
- 補助対象者は次の敷地(狭小敷地等)に隣接する土地を所有する者(当該敷地の所有者が2親等以内の場合は除く):(1)建築基準法第43条の規定に適合しない無接道敷地(2)概ね75平方メートル未満の狭小敷地(3)その他単独での活用が困難である敷地
- 補助対象物件は狭小敷地等に建つ空家等(1年以上居住その他の使用がなされていないもの)
- 事前審査で補助対象物件に該当する旨の通知を受けた後、隣接狭小敷地等及び補助対象物件を2親等以内の親族以外の者から取得し所有権移転登記を完了していること
- 跡地を自己の土地と一体的に利用し、自らの居住又は事業の用に供し適切に10年以上所有及び管理すること
- 補助対象経費が跡地の固定資産税評価額その他公的な方法により算定した売買想定価格を上回ること
- 国及び地方公共団体等からの補助を併せて受けていないこと
残り 2 項目を見る
- 市税の滞納がないこと
- 暴力団員等でないこと
金額の決まり方
| 制度名 | 狭小敷地等空家除却支援事業(無接道や狭小な敷地に建つ空家等の除却支援制度) |
|---|---|
| 上限 | 50万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の4/5(50万円) |
| 申請期間 | 令和8年4月1日(水曜日)〜令和9年1月29日(金曜日)※予算額に達した時点で申請の受付は終了。申請期間の終期は実績報告を令和9年3月10日(水曜日)までとしているため除却工事期間を踏まえた目安 |
| 予算枠・件数 | 予算額に達した時点で申請の受付は終了となります |
出典:市原市 公式ページ(2026-08-17 確認) 公式ページを開く
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市原市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
市原市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は99万円〜149万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
逆に言えば、実家が無接道や概ね75平方メートル未満の狭小地で買い手が付かないなら、隣地所有者にこの制度の存在を伝えて売却交渉するという打ち手があります。隣の人は補助対象経費の5分の4・最大50万円の補助を受けて解体でき、跡地を自己の土地と一体的に10年以上所有・管理することが条件です。相手にメリットがある話なので、単に「買ってください」と言うより格段に通りやすくなります。ほかに市原市は株式会社クラッソーネと連携協定を結び、市原市版の解体費用シミュレーター、すまいの終活ナビ、固定資産税シミュレーター、空き家の迷惑度診断を提供しています。市原市放置空き家コールセンター、空き家と相続のお困りごと相談会もあります。空き家バンク・家財処分補助はこのページ上では確認できませんでした。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
市原市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・千葉県の水準(重機が入れる前提)
99万円 〜 149万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 千葉県の地域係数1.10(全国では高いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 33,000〜49,500 | 99万円〜149万円 |
| 軽量鉄骨 | 41,800〜60,500 | 125万円〜182万円 |
| 重量鉄骨 | 47,300〜77,000 | 142万円〜231万円 |
| 鉄筋コンクリート | 59,400〜93,500 | 178万円〜281万円 |
木造30坪で、補助が上限の50万円まで出たとすると、手元から出るのは 49万円 〜 99万円 です。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
市原市だけの坪単価は公表されていないので、千葉県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
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補助金の手続きに入る前に、市原市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
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市原市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、市原市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。市原市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が市原市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③市原市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
千葉県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ千葉県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - この自治体は跡地の状態に条件がつきます。更地にした翌年度の税額を先に計算してください。
解体すると固定資産税は何倍になるか - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか