制度あり最終確認 2026-08-16
落ちやすいのはここです
- 昭和56年5月31日以前に着工された空き家であること
- 住宅等の老朽度の測定基準による評点が100点以上であること
- 高知県税および高知市税を滞納していないこと
高知市で気をつけること
- 対象は「避難路(市道等)に面している又は住宅等が立ち並ぶ地域に位置している」住宅等に限られ、市内どこでも使えるわけではない
- 補助率80パーセント・上限164万5千円は全国的に見てもかなり手厚く、条件が合えば解体費の大半がまかなえます
- ただし対象は昭和56年5月31日以前に着工した旧耐震の建物に限られ、昭和57年以降に建てた実家は築40年超でも一切対象外です
- さらに老朽度の評点が100点以上、つまり不良住宅と認定される水準まで傷んでいることが必要で、まだ売れる状態の実家では通りません
- 申請者に相続人が明記されているため相続登記前でも相談できるのは実家じまい向きで、居住要件・所得制限・跡地の売却制限・跡地提供義務はいずれも確認できませんでした
- 県税と市税の両方の滞納がないことが条件なので、親の未納がないかを先に確認しておいてください
- 補助額は除却工事費×0.8と22,000円/㎡×延床面積×0.8のいずれか少ない額で、上限1,645,000円
- 老朽度の評点100点以上が必要で、実績報告書は当該年度の1月末日までに提出
対象になるか(6項目)
- 昭和56年5月31日以前に着工された空き家であること
- 避難路沿道、または住宅等が立ち並ぶ地域に位置すること
- 住宅等の老朽度の測定基準による評点が100点以上であること
- 申請者は対象住宅等の所有者または相続人
- 高知県税および高知市税を滞納していないこと
- 施工は建設業法の許可を受けた建設業者、または解体工事業の登録を受けた業者であること
金額の決まり方
| 制度名 | 高知市老朽住宅等除却事業 |
|---|---|
| 上限 | 164万5千円 |
| 補助率 | 除却工事費の80パーセント、上限164万5千円 |
| 申請期間 | 令和8年4月16日から受付開始 |
| 予算枠・件数 | 公式ページに件数の記載なし。予算の範囲内 |
出典:高知市 公式ページ(2026-08-16 確認) 公式ページを開く
【PR】
高知市で解体する前に、壊さずに売れないかを確かめておく
高知市の補助金は、上限額を見れば分かるとおり解体費の全部を出すものではありません。木造30坪の解体費は79万円〜119万円が目安です。建物が建ったままでも買い取る会社があります。その場合は解体費がかからず、更地にしたあとに土地の固定資産税が上がる問題も起きません。買取価格と、解体費を払って更地で売った場合の手取りを並べてから決めてください。
申し込む前に確認してください。①買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。急がないなら、仲介で売る道も残っています。②査定は無料ですが、申し込むと会社から連絡が入ります。③本人以外の申込みは成果になりません。
あわせて確認したい制度
この制度が使えない場合、高知市には解体費そのものを補助する別制度は確認できませんでした。耐震関連の補助は診断・改修が中心で、空き家の解体には使えません。
補助金が使えるか分かったら、次はこれです
高知市で解体すると、いくらかかるのか
補助の上限額だけを見ても、手元からいくら出るのかは分かりません。先に解体費の側を見てください。
木造・延床30坪・高知県の水準(重機が入れる前提)
79万円 〜 119万円
坪単価30,000〜45,000円 × 30坪 × 高知県の地域係数0.88(全国では低いほう)
| 構造 | 坪単価(円) | 30坪の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 26,400〜39,600 | 79万円〜119万円 |
| 軽量鉄骨 | 33,440〜48,400 | 100万円〜145万円 |
| 重量鉄骨 | 37,840〜61,600 | 114万円〜185万円 |
| 鉄筋コンクリート | 47,520〜74,800 | 143万円〜224万円 |
この自治体の上限額165万円は、木造30坪の目安(79万円〜119万円)に届く大きさです。ただし大きな上限額は、延床面積の大きい建物や特定の区域・要件に向けた枠であることが多く、木造30坪でそのまま満額が出るという意味ではありません。ただし補助金は上限であって、満額が出るとは限りません。多くの自治体は「工事費の3分の1まで」「2分の1まで」といった割合の上限も併せて持っていて、金額の上限と割合の上限の低いほうが適用されます。上の条件欄も必ず読んでください。
高知市だけの坪単価は公表されていないので、高知県の水準で出しています。同じ市内でも、前面道路の幅・重機が入れるか・隣家との距離・アスベストの有無で金額は大きく動きます。この表は「桁を外さないため」のもので、見積書の代わりにはなりません。
【PR】
補助金の手続きに入る前に、高知市の解体費そのものを確かめてください。
補助額はたいてい「工事費の何分の1」「上限いくら」で決まります。元の見積りが高いままだと、補助が下りても手出しはあまり減りません。逆に見積りが下がれば、補助の対象に収まる割合が上がります。
申し込む前に自治体へ連絡してください。ほとんどの制度が「交付決定より前に契約した工事」を対象外にしています。見積りを取るのは自由ですが、契約は決定を待ってからにしてください。
【PR】
高知市で解体するなら、家の中のものは解体業者の仕事ではありません
環境省は、解体のときに家の中に残っていたもの(残置物)について「残置物については、その処理責任は当該建築物の所有者等にある」と通知しています。工事で出る廃材は元請業者が処理しますが、工事の前から家にあった家具・家電・衣類は別です。一般家庭のものなら一般廃棄物で、高知市の一般廃棄物処理計画に沿った出し方になります。高知市で解体の見積りを取る前に、この分量をどうするか決めておいてください。
①作業するのは加盟店です。紹介された業者が高知市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかは、ご自身で確かめてください。当サイトは確認していません。②不用品の回収だけを頼みたい場合には向きません。遺品整理・生前整理としての依頼が対象です。③高知市で残置物の処分費が補助の対象になるかは、このページの条件で確認してください。片づけも解体と同じく、交付決定より前に契約すると対象外になる制度があります。
片付けの順番と、粗大ごみの実額は実家の片付けの手順に、業者に頼んだときの見積りの中身と許可の確かめ方は遺品整理の費用にまとめています。
高知県の解体補助金を上限額の高い順に見る
同じ高知県内でも、上限額と対象になる条件はこれだけ違います。実家のある市区町村を選ぶと、その自治体の落ちやすい条件と担当課の電話番号が出ます。
この自治体の条件を読んだあとに、確かめること
- 上限額まで出ても、解体費の全部は出ません。残りを下げられるのは業者選びです。
実家の解体費用の相場と業者の選び方 - 申請できるのは所有者か相続人です。相続登記が済んでいないと、そこで止まります。
相続登記の義務化と3つの期限 - 解体して売るなら、譲渡所得から3,000万円を引ける特例があります。期限の数え方に注意してください。
空き家の3,000万円特別控除の要件 - 決めかねている間も費用は出ていきます。固定資産税・保険・管理の実額を積み上げています。
空き家の維持費は年間いくらか